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結婚して新居のベッドを移動させた際にプラチナの指輪が歪み、指から抜けなくなったり、自転車のブレーキをギュッと握ったときにプラチナのリングが歪んでしまい、ペンチで簡単に直した経験など白金は純度999ほど柔らかく、とても扱いには気を使います。
危険なプラチナの座を今、おびやかしつつあるのがチタン製のマリッジリングで、プラチナよりもっと危険な金属を見つけようとチタンの危険性コラムが書かれます。
金属を電気化学列またはイオン化列で不活性か活性かという観点から見た場合、プラチナもチタンも不活性≒安定した金属ですが、プラチナとチタンを比較した場合、イオン化傾向が小さい、化学反応性のポテンシャルが小さいという点で同等です。貴な状態の金属としてはチタンとプラチナが同レベルのメタルです。
それはプラチナが結婚指輪の素材としてチタンにその座を奪われる危険。チタニウムの話題を取り上げるブロガーも増えたこともあり、従来の貴金属ジュエリー業界からのチタンに対する嫉妬とも取られかねないネガティブキャンペーンがネットに溢れてきた感があり、本物のチタンブームが到来したことの証しとなって表面化。従来の既存の宝飾業は戦々恐々なのでしょうか。
化学的でないにせ化学のような都市伝説もあります。
肩が凝るのは霊のせいだという記事を載せていたサイトが炎上したり、電磁波を集める金属があるとか、電磁波がなにかも定義されないまま伝説は語り継がれてしまいます。そうした不安を煽られ電子レンジを捨ててしまう人までいらっしゃいます。
単なる水を○○イオン水○○水素水といったり、掃除機をプラズマクラスターがイオンでアレル物質を…とアレル物質という造語をうたったりしています。実際にはアレルゲンというワードを使うと薬事法に触れてしまうため不思議な造語で広告しています。
硬い金属がたくさん加工できるようになり新しいレアメタルであるチタンのジュエリーも作られるようになりました。
既存の貴金属があまりに柔らかく、新種の金属が硬いのですが、加工できるわけですから、切れないというイメージができたのでしょう。
「チタンは安心」が載せられています。ネガティブに対抗したポジティブな実験のようです。
タングステンとチタン以外に硬い素材はタンタルやハフニウムやニオブやイリジウム、パラジウム、サージカルステンレスなどなどジュエリーの金属はたくさんあるのに、なぜタングステンとチタンのことをわざわざ挙げているのでしょう?プラチナ業界のひとの思惑を感じます。デザインでユーザーが選ぶのが本筋ではないでしょうか?
タングステンとタンタルとゴールドについては私たちは知らない事が多すぎます。
切れないから危険とか硬いといったことと別の次元で危険もあります。タングステンとタンタルとゴールドの産出地において起こっていること:タングステンとタンタルとゴールド知らないでは済まない現実があります。
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