油膜を取り除くだけで色が変わるチタン材

チタンというのは、玉虫色のような少し干渉色のような光かたをするのをご存知でしょうか?

 

手の脂分がチタンの表面に普不着しただけで、何か汚れのような、茶色っぽい色に変わったところが出ます。これはチタンが時間とともに変色したと勘違いするひとが多いようですが、実は油膜によって黄土色がかった光の反射を眼がとらえただけで、油膜をきれいに拭き取ればまた美しいチタンにもどるのです。

古くなったような黄土色に似た濃いグレーに反射するために、マットな表面にはなおさら突出して茶色い印象を与えます。

でも実際にチタンが酸化したり変色したりするのではなく、油膜で反射が変わるだけなのです。